ローテーション1 フォーメーション ローテ毎フォーメーション

ローテーション1 ワンローテ毎のフォーメーション。ローテーション1 (スタートローテーション)の自軍サーブ時フォーメーション、スパイクレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーションの勉強。
背番号とポジション、ローテーションとポジション、システムほか前提、設定条件については ローテーション毎のフォーメーション でご確認ください。
自軍サーブ時フォーメーション
1ローテーション目、スタートのローテーションとなります。セット前にラインアップシートを審判に提出しますが、そのまんまの並び、位置関係となります。
通常、フロント(前衛)のプレイヤーはサーブを打った瞬間に各人のプレーヤーポジションに移動するのですが、このローテははじめからプレイヤーポジション=コートポジション(ローテにおけるコート上の位置)になっていますので、移動はありません。
バックプレイヤーはライトが右移動、レフトは左に移動、現在ならこの時点でリベロとBCが代わるはずです。35年以上前の我々が中学の頃はライトが右に回りこんでいた記憶があります。
審判のサーブ開始の笛がなるまでにコートポジションについていなければいけません。フォイッスルが鳴ってサーブが打たれるまでに各人のコートポジションにいないとサーブが打たれた瞬間に、ポジショナルフォールトという反則となり、サーブ権が相手に移動して、当然相手の得点になります。
この後、通常ですと相手の攻撃に対応したスパイクレシーブフォーメーションに移行するのですが、その前に相手のサーブレシーブミスによって自軍コートにボールが返ってきた場合や相手セッターのツーアタックもケアしておく必要があります。
背番号はサーブ順で決めているのですが、そのセットが自軍サーブから始まる場合そのまま裏エースが1番のサーブ順に、相手サーブからはじまる場合は、1番のサーブは一番最後の6番目となります。
スパイクレシーブフォーメーション
相手の攻撃アタックに対応するスパイクレシーブのフォーメーションを勉強したいと思います。実際のチーム内では基本的なフォーメーションの他に、細かな決め事やルール、各プレイヤーの動きが練習の中で決められていってフォーメーションがよりよくなっていくものです。
相手レフト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
BRの1番がブロック裏のフェイントカバーに、オフブロッカーの4番がクロスコースのレシーブに入り、BC6番がストレートコースにシフトしています。1番がもう少しコート内よりの後ろ、6番ももう少し内よりがいいかもしれません。
このあたりの記憶が曖昧なのですが、サーブ時に5番が右に1番が左に移動していた場合、図の1番と5番が入れ替わる形になります。
このローテの相手レフトはエースであることが多いので大きく弾かれるワンタッチの対応に5番のケアが必要です。また私の中学時代のチームはそうでもなかったのですが、ライトブロッカー2番はセッターであるため背が低い場合も考えられそこを狙われる可能性があり6番がストレートよりに配置させています。
相手センター攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
ブロック2枚対応ですのでオフブロッカーの2番セッターをブロック裏フェイントカバーに入れています。ただしBクイックなどレフト寄り(自陣からはライトより)の攻撃の場合は2番がブロックに入ることもあります。2番がフェイントを拾うことになるとトスを上げれないことになるのでブロック固定にするほうがよいかもしれません。
コート真ん中への軟攻への対応はサイドレシーバー(1番または5番)かオフブロッカーとなります。ここでも同様サーブ時に1番、5番が入れ替わっていたなら逆の位置にいるはずです。
中央のコースはブロックがきっちり跳べば消えていると思われますが、エンドライン両コーナーにワンタッチボールが行った場合に不安が残ります。
相手ライト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
仮に相手もワンセッターでポジションの並びも同じなら、相手ライトはセッターということになり、中学レベルでは攻撃は少ないかも(センターのC、D、バックアタックはある)
ストレートコースへの攻撃は少ないと思われるのでBCの6番がもう少し内でもいいかも。
オフブロッカーの2番セッターがレシーブラインに入っているので、ブロック裏のフェイントカバーに入りバック3人のレシーブラインの方がいいかもしれません。
ちなみにこのローテではブロッカー2枚を常に3番、4番に固定、2番をブロック裏フェイントカバーに固定というフォーメーションもあったようです。
サーブレシーブフォーメーション
1ローテーション目、サーブレシーブフォーメーションとなります。そのセットが相手のサーブで始まる場合、このサーブレシーブフォーメーションから始まります。セッターを除く5人全員でサーブレシーブをする最も基本的な5人W型サーブレシーブフォーメーションといいます。
このローテでは2番セッターがFRのコートポジションですので、セットアップするところにそのまま留まります。W型の右上のところがあくので、バックプレイヤーBRの1番がそこに上がります。
前に上がりますがあくまでもバックプレイヤーですのでフロントエリア(アタックラインとネットの間の空間)での攻撃はできません。このローテではフロントのアタッカーは、レフトとセンターの2枚となります。
ローテ1のサーブレシーブフォーメーションで、ポジショナルフォールトに特に気をつけるところは、2番と3番の横の位置関係、前に上がった1番と6番の横の位置関係といったところでしょうか。
ポジショナルフォールトについては、ポジショナルフォールトを参照ください。