ローテーション毎のフォーメーション

ローテーション毎のフォーメーション

6人制バレー ローテーション では基本的なローテーションについてやローテにおける位置的意味のポジションであるコートポジションについて勉強しました。

プレイヤーポジション バレーボールフォーメーション ではバレーボールにおいて通常ポジションといえばこちらをさすプレイヤーポジションについて勉強しました。

このページでは、1ローテーション毎のフォーメーション(サーブレシーブ・スパイクレシーブなど)や1ローテーション毎の各ポジションの動きを勉強したいと思います。

メンバー表とセット前に出すラインアップシート
上図は試合前に審判に提出するメンバー表とセット前に出すラインアップシートです。メンバー表は適当で(苦笑)背番号を表したかっただけでなくてもいいのですが、ラインアップシートの赤数字は背番号でこの位置、順番が基準のローテーション(セット開始時位置)となります。

これからワンローテ毎のフォーメーションの勉強を進めていく上での、ポジションと背番号、ローテーション、システムなどの前提条件。6ローテ6ページすべて共通の前提条件です。(同じローテなので当たり前ですね)

背番号とポジション(プレイヤーポジション)・ワンセッターシステム

背番号とポジション
ワンセッター(セッター1人)を前提に勉強を進めていきます。ローテーションにおけるポジションの配置は一番オーソドックスと思われる(私が勝手に思っているだけですが)配置で、ローテ開始(セット開始)と設定します。

30数年前に私の中学で採用していたポジション配置、ローテーションとなります。ですのでこれが一番オーソドックスだと今でも思っています。というかこれしか知りませんし、何分遠い昔の記憶を辿っておりますので間違いが多々あるかと思いますご了承ください。

背番号とポジション

背番号ポジション
レフト、裏レフト、裏エース、ウィングアタッカー(後衛スタート)
セッター(前衛スタートで設定)
センター、表センター、ミドルブロッカー(前衛スタート)
レフト、エース、ウィングアタッカー(前衛スタートのレフト)
ライト、セッター対角、ウィングアタッカー(後衛スタート)
センター、裏センター、ミドルブロッカー(後衛スタート)
フロントフロントプレイヤーバックバックプレイヤー1~6背番号

勉強するローテ毎のフォーメーション

これから勉強するバレーのローテーション別フォーメーションです。自軍サーブ時のフォーメーション、スパイクレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーションについて勉強したいと考えています。ブロックフォロー(自軍攻撃時)のフォーメーションについては勉強しません。

自軍サーブ時フォーメーション

自軍サーブ時フォーメーション
6人制バレーにはローテーションルールがあり、サーブが打たれる瞬間まではコートポジションにいなければいけません。サーブが打たれた後は移動は自由です。

自軍サーブの場合、フロントプレイヤーはサーブが打たれるまではネットにつきコートポジションを保持し、サーブが打たれた瞬間に各人のポジション(プレイヤーポジション)に移動し、相手の攻撃に備えます。主審のホイッスルが鳴ってからサーブが打たれる瞬間、相手の攻撃に備えるまでの動き・フォーメーションについて勉強します。

スパイクレシーブフォーメーション

スパイクレシーブフォーメーション
上の相手の攻撃に備えるフォーメーションから相手スパイクに対するフォーメーションに移行します。相手のトスが上がってからのフォーメーションのことで、攻撃に対するレシーブフォーメーションです。

相手の左・中・右のそれぞれに対応するスパイクレシーブフォーメーションを勉強します。基本ブロック2枚、フェイントカバーありを前提にしたフォーメーションを勉強します。

サーブレシーブフォーメーション

サーブレシーブフォーメーション
一つのローテポジションでも自軍サーブと相手サーブの場合があることはすでにおわかりかと思いますが、相手サーブに対するサーブレシーブフォーメーションについて勉強します。このサーブレシーブからの攻撃は通常コートポジションのままの位置で行われることが多いです。

例えばプレイヤーポジションがレフトのプレイヤーでも、コートポジションがセンターならそのままセンターからの攻撃を行うことが多いです。(もちろん移動攻撃などでレフトから攻撃などはありますが)

サーブレシーブはセッターを除く5人全員(5人W型)を前提にしたフォーメーションで勉強します。

ブロックフォローフォーメーション

自軍攻撃のスパイクがブロックされた時に備えるフォーメーションですが、ここでは勉強しません。アタッカーを囲むように隙間があかないように前に詰めるでいいのではないでしょうか。ただし、BC(バックセンター)1人だけコート中央よりやや後ろに残ることにするべきでしょう。

コート後方に戻ってくるブロックはそれほど速いボールが戻ってくる場合は少なく、フワッと戻ってくることが多いと予測できるので1人で対応できるであろうということからです。バッシッとコートの後ろの方にブロックが返ってきたらあきらめましょう。

ポジショナルフォールト (アウト・オブ・ポジション)

フォーメーション(ローテーション)と関係が深い反則に、ポジショナルフォールト (以前はアウト・オブ・ポジションと言っていた)という反則があります。

6人制バレーにはローテーションにおいてのコートポジションにサーブが打たれる瞬間まで留まらなければいけないルールがあります。コートポジションルールの簡単な説明は次のとおり。

    コートポジション横並びの規定

  • FC(BC)プレイヤーの左足の最左端ラインより、FL(BL)プレイヤーの左足の最左端ラインがコートの左外側方向に出ていなければいけない。
  • FC(BC)プレイヤーの右足の最右端ラインより、FR(BR)プレイヤーの右足の最右端ラインがコートの右外側方向に出ていなければいけない。
  • 要するにFC(BC)のプレイヤーの両足を基準に左と右のプレイヤーの位置は規定されているということ
  • BRのサーブを打とうとしているプレイヤーには規定が適用されない(BCより左側にいてもOK)
  • F(フロント)とB(バック)のプレイヤーには横並びの規定は適用されない(例 FCよりBLが右側にいてもOK)

    コートポジション縦並びの規定

  • フロントプレイヤーの足の最前線より前に、バックプレイヤーの足の最前線が出てはいけない
  • この規定は縦並びの位置関係のプレイヤー間にのみ適用される。(例 FLとBL間、FCとBC間、FRとBR間(ただしBRがサーバーの場合縦並びの規定も適用外))
  • 例えばBCがFRより前に出ても反則にはならない。FCより前に出たら反則。

全然簡単に言ってないですが、言葉で説明すると難解な説明になってしまいます。

このルールはサーブを打つ側もサーブを受ける側も適用され、規定に反すると、ポジショナルフォールト(以前はアウトオブポジション と言っていた)と言う反則になり、サーブ権を持っていた方はサーブ権を失い当然相手に得点が入る。サーブを受ける方がポジショナルフォールトを犯すとサーブが打たれた瞬間に笛が鳴り相手の得点となります。

以上の設定、前提でワンローテーション毎にフォーメーションを勉強していきたいと思います。重ね重ね申し上げますが、30数年前の中学レベルでのフォーメーションですので基本的なものと思われます。また遠い昔の記憶を元にしておりますので間違っているところが多々ありますのでご了承ください。

フォーメーションというものは監督の数だけ、チームの数だけあるといっても過言ではないと思います。チームのメンバー、スキル、戦術、レベルによって違うものだからです。






バックオーダーによるローテーション毎のフォーメーション

61歳の私の遠い昔の中学時代の記憶では上のフォーメーションしかないのですが、今風のしかも全国中学バレーレベルのフォーメーションについては下記ページで勉強しています。

サーブカットの専業制やリベロポジションの導入などでサーブレシーブ時でも攻撃ポジションのプレイヤーは移動したりと私には考えられないフォーメーションになっていますね。サーブカットは5人でW型でするものです(苦笑)

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