ローテーション4 フォーメーション ローテ毎フォーメーション

ローテーション4 フォーメーション409

ローテーション4 ワンローテ毎のフォーメーション、ローテーション4 の自軍サーブ時フォーメーション、スパイクレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーションの勉強。セット開始から3ローテ、4コートポジション目で丁度、裏表が入れ替わった状態になる。

背番号とポジション、ローテーションとポジション、システムほか前提、設定条件については ローテーション毎のフォーメーション でご確認ください。

自軍サーブ時フォーメーション

自軍サーブ時フォーメーション
セット開始から3つローテが回った4ローテーション目の自軍サーブ時フォーメーションです。4番によってサーブが打たれる瞬間まではローテーションルール上のその時のコートポジションに上図のように留まらなければいけません。

どの範囲までなら各プレイヤーのそのローテのコートポジション上の正しい位置関係にあるかの規定については、ポジショナルフォールトを参照ください。

フロント(前衛)の動き

ローテーション上のコートポジション=役割的ポジション(プレイヤーポジション)となっているので、サーブが打たれた瞬間の各ポジションへの移動はありません。

バック(後衛)の動き

30数年前の我々の中学では、2番セッターがバック(後衛)の時は常にBRに移動してました。(この前のバレー練習会で当時のセッターに確認済み)

相手攻撃に対するフォーメーション上のチーム内の決め事として、基本的にフェイントカバーは2番セッターが入ることになっており、そのため2番がバックの場合バックライトに回っていました。

もちろんサーブが打たれた瞬間以降に移動はします。今考えるとフェイントを多用されたら攻撃が単調になっていたかもしれませんね。まあ、当時はなんとかなっていたんでしょう。

3番2番の入れ替わるタイミングが早すぎない事に注意、コート真ん中辺りで固まっていたかもしれませんね。

現在ではBR4番サーバーはポジショナルフォールトの適応外ですが、当時はサービスエリアがエンドラインの右側3mの以内になっていたので、2番、3番は4番より左に位置しなければいけなかったかもしれません。(サーブが打たれる瞬間まで)

スパイクレシーブフォーメーション

セット開始時から3ローテ目(4ポジション目)ということで裏と表が入れ替わりました。攻撃アタックでは3枚のアタッカーがいることになり、レシーブ守備ではセッターが後衛ライトに回ります。

相手レフト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手レフト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
2枚ブロック、フェイントカバーありのレシーブフォーメーションを敷いていたので、5番6番がブロック、オフブロッカーの1番がレシーブラインのクロスに入っていました。

BLからBRに回った2番がフェイントカバーに入る(図よりもう少しコートの内より後ろよりだったかも)。細かいポジショニングは当時の各メンバーの“感性”に任すといったところでしたかね。

その辺りのところは、対戦相手、相手アタッカーの得意コースなどで変わってきますし、当時の中学市レベルの試合で事前にスカウティング(相手中学のデータ分析)なんてしなかったでしょうから、試合前の公式練習を見てや試合が始まってからの各人の感性が大きいのではないでしょうかね。もちろん先生(監督)の指示はありましたが。

相手センター攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手センター攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
オフブロッカーの1番がレシーブラインに入っていたと思います。相手攻撃の後のこちらの攻撃に備えて、裏エース1番がレシーブに下がる方がスパイク助走の為に開きやすいためです。ただしCクイックなどの場合は1番がブロックに入り、フォーメーションは下の相手ライトの攻撃に対するレシーブ隊形になっていたと思います。

2番セッターがフェイントカバー、4番、1番はもう少し下がっていたかもしれませんね。3番の両サイドがちょっと不安ですが、「ブロックはさぼるな!」「がんばれ3番!」ということで。

ブロックに跳ぶということを前提にレシーブフォーメーションは成り立ちます。余程の高さの違いがないかぎり、ブロックが跳んだコースは消されるわけです。(角度的にコート真ん中への強打は考えにくい)ですから、ブロックをサボると先生にひどく怒られました。

相手ライト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手ライト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
オフブロッカーの5番がレシーブラインのクロスに入ります。2番セッターがフェイントカバー。ライトからの強烈なスパイクというのが記憶にないので、もう少しレシーブライン全体が前だったかもしれません。(軟攻に対する対応の為)

まあだいたい“この辺り”にいれば“どやされる(怒られる)”ということはなかったです。もちろん3番の前に4番が居るなんてなると4番は永久に試合に出れないことになるでしょうが。

ただし、バレーボールは分担を確実にこなさなければいけないのはもちろんですが、個人の予測能力というのも結構大事だったりします。なんせ9m以内の至近距離で速いスパイクをレシーブしなければいけないので、上がったトス、相手のスパイクフォームを見て瞬時にそのコースに反応する(何も実際に動くのではなく少し体重移動(予測)する程度)なんてことが必要かと思います。

その辺りの“プレイヤーの感性”的な部分はやはり練習で磨かれたと思いますし、また当時の先生(監督)に常に指導されたように記憶しています。逆に私がスパイクを打つときには、“この助走の侵入角度、体の向きでこっちに打つんかい!”みたいなコースに打つ時がありましたね。まあ十分に助走がとれないとき、トスに遅れたとき、なんかしんどいときなど苦し紛れの時でしたが。

サーブレシーブフォーメーション

サーブレシーブフォーメーション
2番セッターは後衛(BL)ですので、1番の横から相手のサーブが打たれた瞬間にセットアップポジションに移動します。残りのプレイヤーは図のようにW型のサーブレシーブフォーメーションを作ります。

前衛の攻撃は3枚、コートポジション=プレイヤーポジションになっていますので各人本来の攻撃ができます。もちろんサーブレシーブがきれいにセッターに返ったことが前提ですが、バリエーション豊富な攻撃ができます。

ローテ4のサーブレシーブフォーメーションで、ポジショナルフォールトに特に気をつけるところは、前に上がった2番セッター3番の横の位置関係、1番2番の縦の位置関係といったところでしょうか。2番セッターは相手サーブが打たれる瞬間まで1番より前に出ないように(早く出すぎない)

ポジショナルフォールトについては、ポジショナルフォールトを参照ください。






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