ローテーション2 フォーメーション ローテ毎フォーメーション

ローテーション2 フォーメーション ローテ毎フォーメーション394

ローテーション2 ワンローテ毎のフォーメーション、ローテーション2(セット開始から1ローテ)の自軍サーブ時フォーメーション、スパイクレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーションの勉強。

背番号とポジション、ローテーションとポジション、システムほか前提、設定条件については ローテーション毎のフォーメーション でご確認ください。

自軍サーブ時フォーメーション

2ローテーション目の自軍サーブ時フォーメーション
セット開始から1つローテが回った2ローテーション目の自軍サーブ時フォーメーションです。2番によってサーブが打たれる瞬間まではローテーションルール上のその時のコートポジションに上図のように留まらなければいけません。

どの範囲までなら各プレイヤーのそのローテのコートポジション上の正しい位置関係にあるかの規定については、ポジショナルフォールトを参照ください。

フロント(前衛)の動き

2番がサーブを打つ瞬間以降(表現が難しい 苦笑)、各フロントプレイヤーは各々のポジション(プレイヤーポジション)に移動し、相手の攻撃に備えます(ブロック・スパイクレシーブフォーメーションに移行)。

5番はライト4番はレフト3番はセンターにそれぞれ移動します。図では4番が少し後ろの位置にポジショニングしていますが、5番が少し下がった方がぶつからないでスムーズに移動できるかもしれません。

また、相手セッターのツーアタックなどへの対応(ブロック)も頭に入れておかなければいけないので、フロント3人はセンター付近にかたまって速やかに移動しなければいけません。

バック(後衛)の動き

これと言って動き(移動)はありませんが、もちろんサーブが打たれる瞬間まで1番6番の横の位置関係はローテーション上のコートポジションの規定内の位置関係でなければいけません。

サーバーである2番はローテーション上のコートポジションの規定外です。(昔はサーブはエンドライン右の3mのエリアからしか打てませんでした。)

図では、1番が少し前、コートの真ん中あたりに位置していますが、これは相手セッターのツーアタックや相手のサーブレシーブがダイレクトに返ってきた時の対応のためです。

相手がサーブレシーブをミスしてダイレクトで返ってきてコートの真ん中にポトンと落ちたなんて結構見る光景ですよね?
まあ6番も少し前に詰めてもいいかもしれませんね。2番はサーブを打った後大急ぎで前に詰めていきます(スパイクレシーブフォーメーションに移行)このローテ2はフロントのアタッカーは3枚になります。

スパイクレシーブフォーメーション

相手レフト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手レフト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
前衛3番5番がブロック、オフブロッカーの4番がレシーブラインのクロスに入ります。バックライトの2番セッターがブロック裏のフェイントカバーに入る陣形です。

セッターがフェイントカバーに入るとフェイントを多用されると攻撃に支障をきたすのではと言われますが、中学レベルならとりあえずレフトのアンテナめがけて高いトスあげとけで何とかなったもんです(笑)

また、プレイヤーポジションで書き忘れたのですが、5番ライトには補助セッター的な役割もあり、セッターがトスをあげるのが困難なときには5番に返すということもあります。

相手センター攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手センター攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
基本2枚ブロックですので、前衛3番5番がブロック、オフブロッカーの4番がレシーブラインの左サイドに入ります。

3番のセンターは声がでかくてうるさかったのだが低かったので、クイックに角度を付けられそうなので4番が結構前に詰めてました。2番はもう少し右後ろ、1番はもう少し後ろでもいいかもしれません。

4番の前にチョンとフェイントなんてされると後の攻撃が厳しいので「バレませんように」と祈ってました。また、バックの両コーナーがやはり不安なので、「がんばれ!6番」と応援しておりました。実際はもう少しボックスに近かったかも知れません。

相手ライト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション

相手ライト攻撃に対応するスパイクレシーブフォーメーション
正直ここが一番記憶が定かではないところです。まあ4番はブロックに跳んでるし「あとのことは知らん!」て感じだったのでしょう。

オフブロッカーの5番がフェイントカバーに入っていたか(2番がレシーブラインクロス)か、図のとおり2番がフェイントカバーだったか。6番のフェイントカバーは無理があるのでなかったかと思います。3番、4番のブロックはあまり高くなかったのは確かです。

サーブレシーブフォーメーション

サーブレシーブフォーメーション
2番セッターはコートポジションではバックプレイヤー(BR)ですので、後ろからセットアップするところ(フロントセンターとフロントライトの間、ネットから1m程度離れた位置)に出て行きます。

相手のサーブが打たれる瞬間までは各々のプレイヤーは上図の位置にいなければいけません。なお上図では2番がコート外にはみ出ていますが相手のサーブが打たれる瞬間までは全てのプレイヤーはコート内にいなければいけません。(ちょっとマークが大き過ぎました)

さて、相手のサーブということは、こちらの攻撃から始まることはお分かりかと思います。仮にそのこちらのサーブレシーブから始まる攻撃をファーストアタックと呼ぶとするなら、ファーストアタックは上図のコートポジションから基本的に行います。

例えば4番のポジションはレフト(エース)ですが、今のコートポジションはフロントセンター(FC)になりますのでセンターからの攻撃になるということです。

プレイヤーポジションで説明したように、センターの攻撃は主に速い攻撃・クイックとなりますので4番はクイックを打ちます。もしくは移動攻撃(レフト側)などもありますね。

ちなみに当時の我中学もセンターではそのまま常にクイックで入っていたと記憶しています。もちろん何がなんでもクイックを打たなければならないかといえばそんなもんではありません。

「わしクイックよう打たん・・・」というなら、いわゆるセンターのセミと言われるトスもありますし、もっと発展させて5番がBクイックに入って、4番がクロスしてレフト少し短め低めのトスを打つなんてのもカッコいいかも、もちろんサーブレシーブがセッターにきちっと入るのが前提ですけど。

もっと言うならサーブが打たれた瞬間からどう動いてもいいので、「わしはサーブレシーブなんてせえへんでえ~」とレフトオープンに開いてしまうのもありです。

ただここで勉強しているのは、5人全員でサーブレシーブする5人W型のサーブレシーブフォーメーションなので、「わしはサーブレシーブなんてせえへんでえ~」は別の高度なフォーメーションとなります。

少し話しがそれてしまいましたが、こちらからのサーブの時は、前衛のプレイヤーはサーブが打たれた瞬間に各々のポジションに移動すると上の『自軍サーブ時フォーメーション』で勉強しました。

また、相手サーブの時は上図サーブレシーブフォーメーションのコートポジションのままファーストアタックは行う(例 4番はレフトだがそのままセンターから攻撃)と勉強しました。

じゃあ相手サーブの時は各々のポジションに移動しないのかといえば、移動します。基本的にファーストアタックで相手にボールが返った瞬間に各々のポジションに移動します。(4番ならレフト、5番ならライト、3番ならセンター)

この辺りが6人制バレーを始めて間もない人などには難しいところかもわかりませんね。というか、中学の正式な部でも出来てない学校が沢山ありましたから無理もないです。

バレーボールは、攻撃、守備、スパイクか、チャンスボールか、などなど瞬時に状況を判断して対応したフォーメーションどおりに動かなければなりません。

しかもその動きはコートにいるプレイヤー全員が意思統一されたものでないといけません。だからチームを作るには時間がかかったように思いますし、かなりの練習時間を割いたように記憶しています。

この辺りの意思統一された動きが比較的出来ていた学校が市では強かったように思います。さすがに府の上位になってくると出来ていて当たり前で、さらに高いスキル、戦術、フィジカルがないと勝てませんでしたが。

ローテ2のサーブレシーブフォーメーションで、ポジショナルフォールトに特に気をつけるところは、2番セッター3番の縦の位置関係、2番はBR、3番はFRなので3番の足の最前ラインより2番の足の最前ラインが後ろになければいけません。

また、2番セッターは相手サーブが打たれる瞬間より先に出ないように注意が必要。わざわざ3番の右から出て遠回りして2番は出なくてもいいのではないかと思うでしょう、実際3番の左から出てもいいですが、1番(BC)との横の位置関係に注意が必要。

ポジショナルフォールトについては、ポジショナルフォールトを参照ください。






アクセス数: 18