バックオーダー フロントオーダー バレーボールポジションの並び 配列

35年以上前の間違ったバレーのローテーション、フォーメーションを偉そうに(苦笑)ローテーション毎のフォーメーションで勉強しているわけですが、キューバvsセルビア 第1セット 2011ワールドカップバレーで言っているようにこのポジションの並びに私は全く馴染みがありません。現在ではもうバレーをすることがないのですが、気になったので勉強したいと思います。

35年以上前の中学でのローテーション ポジションの並び

35年以上前我々の中学のローテーション(セットスタート時)のポジションの並び。当時、このポジションの並びのローテーションが他校でも多かった記憶があります。たまにセッターをバックレフトスタートにしていた記憶があります(ライトが前衛スタート)

前衛でウィングスパイカー(レフト)が左、ミドルブロッカー(センター)が中、セッター(ライト)が右とプレイヤーポジション(役割的ポジション)通りに並ぶローテーションのポジションの並びでした。

2011ワールドカップバレー キューバvsセルビアでのローテーション ポジションの並び

こちらは2011年11月に日本で行われたワールドカップバレー キューバvsセルビアでのローテーションでのプレイヤーポジションの並びです。

前衛ではどうしてもウィングスパイカー(レフト)が左、ミドルブロッカー(センター)が中、セッター(ライト)が右とプレイヤーポジション(役割的ポジション)通りに並ぶことはありません。だから私にとっては馴染みのない、見たことがない、知らないポジションの並びでした。

バックオーダーとフロントオーダー

現在ではバレーをすることがないので別に知らなくてもいいのですが、何かもやもやとしたもの(笑)が残りますし、また、ありがたいことに、ローテーションやフォーメーションについて調べている方(多分中学やバレーを始めたばかりの方)がこのブログにアクセスしてくださっているので少しはお役に立ちたいと思い調べてみました。

ローテーションにおいてのポジションの並び配列というそうです)には、バックオーダーフロントオーダーというのがあるそうです。

フロントオーダー

セッター(S)がローテーションにおいて後衛レフトに位置する時に、前衛3人のプレイヤーウィングスパイカーWS(レフトLF)が左ミドルブロッカーMB(センター)が中ウィングスパイカーWS(ライトRF、オポジット)が右プレイヤーポジションとコートポジションが一致する配列がフロントオーダーというそうです。

35年前中学時の我々のチームはフロントオーダーでのポジション配列ということになります。(セッターは前衛スタートの場合が多かった)

バックオーダー

セッター(S)がローテーションにおいて後衛ライトに位置する時に、後衛3人のプレイヤーウィングスパイカーWS(レフトLF)が左ミドルブロッカーMB(センター)が中セッター(S)が右というようにプレイヤーポジションとコートポジションが一致する配列がバックオーダーというそうです。

キューバvsセルビアでのキューバのローテーションにおけるポジション配列はバックオーダーということになります。(ローテを2つ回した状態からセットスタートしています。)

トップレベルではバックオーダーのチームがほとんど

現在では、バレーボール各国のナショナルチームや国内でのVリーグ、大学バレー、全国レベルの高校、中学のチームはほとんどバックオーダーのポジション配列を採用しているようです。

ローテーションにおいて弱点となるローテがあり、それをカバーする為にバックオーダーの方が有利なことが多いようで、また各プレイヤーの特性をより活かすにはバックオーダーが有利な面が多いからのようです。

ただし、ある一定のレベル、スキルがないと逆に複雑になってしまい、混乱することで余計にチーム力が落ちてしまうことがあるようです。

次回以降は、セッターのサーブ順(S1~S6)を基準にしたローテ別のポジションの並びについてやサーブレシーブフォーメーション、ディグフォーメーションなどについて勉強してみたいと思います。

チーム戦略、各メンバーのスキル、プレイスタイルや対戦相手によってどこからセットスタートするかなんて代わってくることもあるようです。

ちなみに、上のキューバのローテーションは、バックオーダーのS5スタートということになります。

我々の中学は、フロントオーダーのS2スタートということになる。まあ戦略も何もなかったし、シンプルな方が要らぬ混乱がなかったし・・・それでも大阪でベスト4でした(苦笑)

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