プレイヤーポジション バレーボールフォーメーション

2010年11月19日

6人制バレー ローテーション で6人制バレーの基本ルールであるローテーションについて勉強した。

フロント(前衛)左・中・右(FL・FC・FR)、バック(後衛)左・中・右(BL・BC・BR)、合計6ポジションをサーブ権を獲得するごとに時計回りで1つづつ回っていくということだった。

ちなみに、このローテーションにおける位置的意味のポジションのことを、コートポジションという。

サーブ権を獲得して1つローテ、得点を奪われ相手にサーブ権が移動、得点して再びサーブ権を得るまでは今のコートポジションのままなのだが、その間ずっと上図のような体制(フォーメーション)かといえばそうではないことは容易にわかるかと思う。

味方サーブの瞬間はどう動くのか、相手サーブの時はどんな隊形なのか、相手の攻撃の時は・・・と、ひとつのコートポジションに留まっている間でも状況(状態)に応じて絶えずフォーメーション・動きは変化する。

このようなフォーメーション・動きに大きく関わるプレイヤーポジションについて勉強してみる。

プレイヤーポジション

ローテーションにおける位置的意味のポジションのことコートポジションということは説明したが、6人制バレーの場合役割的意味のポジションというものがあり、そのポジションのことをプレイヤーポジションという。

通常ポジションといえば、コートポジションではなく、プレイヤーポジションのことを意味することの方が多い。ポジション名、役割については以降説明する。

※ お願い
私の知っているバレー知識は30数年前、中学時代のバレー知識であります、しかもかなり記憶が飛んでいますので(苦笑)、用語は古く、間違いだらけであります。その点生暖かくご了承の程よろしくお願いいたします。

セッター

セッター

トスをあげる専門の人。チームの司令塔である。基本的にフロントセンター(FC)とフロントライト(FR)の間のネットから1mくらいのあたりでトスアップする。

1打目(レシーブ)はセッターにすべて返すのが基本(2打目はセッターによるトスが基本)またトス(2打目)はセッターに任せるのがこれまた基本。

ただし、セッターが追いつかない範囲のボールはこの限りではない(近いものがトスをあげる)。だがコートの前半分にレシーブが返れば大体はセッターがトスをあげるだろう。

動きまわるポジションなのでセッターはハードなポジションである。頭の回転が速く、バレーセンスがあり、バレーをよく知っていないとできないポジション。
他のプレイヤーは常にセッターの位置を頭に入れておく必要がある。

セッター1人(ワンセッター)のシステムが多く、この場合、前衛ではセッターはライト(右)に移動することがほとんど。(レフトセッターて見た事ない)

またセッターが2人(ツーセッター)のシステムもあり、後衛に下がったほうのセッターがトスをあげ、前衛に上がったセッターはアタッカーとなる。

レフト(表レフト・エース)

レフト(表レフト・エース)

コートの左サイドから攻撃するアタッカー。サイドラインの外まで大きく開いて充分に助走をとり、思いっきりジャンプ、主として大きなトス(オープントス)を強打する。

昔はレフト=エースとされており、特に表レフトはチームの大黒柱的で、勝つにしろ負けるにしろ大概最後はエースにトスがあがったものである。

主にオープントスを打つのだが、もちろん平行トスなどの速いトス、クイックなども打てなければならない。

セット開始時フロント(前衛)からローテをスタートするレフトを表レフト(エース)と昔は言っていた。基本的にレフト(左)に移動する。現在ではウィングアタッカーという

裏レフト(裏エース・レフト対角)

裏レフト(裏エース・レフト対角)

コートの左サイドから攻撃するアタッカー。セット開始時バック(後衛)からローテをスタートするレフトのことを昔裏レフト(裏エース・レフト対角)と言っていた。現在では裏表の区別もなくウィングアタッカーと言われる。

また現在では、レフト対角の両ウィングアタッカーとリベロとでサーブレシーブを担当することが多く、サーブカットも重要な役割。基本的にレフト(左)に移動

センター(表)ミドルブロッカー

主にコートの中央から速い攻撃をするアタッカー。現在の名前を見てもわかるように攻撃よりブロックが最重要視されるブロックの要である。センター(真ん中)に移動する

チーム最長身のプレイヤーが多いポジションになる。表としたがあまり表裏のセンターとは言わなかった。センターがブロックさぼるとレシーブのフォーメーションが成り立たなくなるので、跳ばなかった時よく監督先生にシバかれてましたね

現在ではほとんどの場合後衛ではリベロと後退するみたいですね

センター(裏)ミドルブロッカー

センター(裏)ミドルブロッカー

主にコートの中央から速い攻撃をするアタッカー。役割は上と同じです。ただ、私の中学時代のチームは表エースと組む表センター(言い方が変)の方が弱かった気がします。(裏エースと同じ並びの裏センターの方が強かった)

ライト(セッター対角・スーパーエース・オポジット)

ライト(セッター対角・スーパーエース・オポジット)

主に右サイドから攻撃するアタッカー。昔はセッター対角という様に補助セッター的な役割もあった。前衛でも後衛でも右に移動する。

現在では、攻撃専門のポジションの色合いが強く、後衛でもバックアタックで攻撃をしかける。サーブレシーブには入らないでサーブカット後の攻撃の為に相手サーブでもライト(右)に回り込んだりする。

現在ではあとレシーブ専門のリベロというポジションがありますが、これまた30年前にはありませんでしたので詳しいことはわかりません。

後衛であれば誰といつ交代してもいいようですね。(ただし交代した選手としか前衛にあがる時点では交代できない)
守備専門のポジションですから、レシーブフォーメーションなどで工夫次第で大きな武器になるでしょうね。

以上長くなったがプレイヤーポジションの勉強でした。

次回からはポジションを踏まえて、1ローテごとのサーブレシーブ・スパイクレシーブなどのフォーメーションを勉強したいと思います。

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