バレー バックオーダー ローテーション5 S3 フォメーション
バックオーダーポジション配列のローテーション5 S3での自サーブ時のポジション移動、攻撃に対するレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーション
背番号・ポジションなどの条件は『バックオーダーポジション配列の1ローテ毎のフォーメーション 全国中学バレー女子編』で確認願います。リベロ2人制で説明しています
S3 コートポジション
FL前衛レフト
ウィングスパイカー(レフト)2WSLF
FC前衛センター
セッター1S
FR前衛ライト
ミドルブロッカー6MB
BL後衛レフトリベロ7L1(3MBと交代IN)
BC後衛センターウィングスパイカー(ライト)4WSRF
BR後衛ライトウィングスパイカー(レフト)5WSLF
自サーブ時のポジション移動
サーブが打たれる瞬間までローテーションのその時のコートポジションにとどまります。
サーブが打たれる瞬間までそのローテのコート上の位置的ポジションにいない場合、ポジショナル・フォールトの反則になります。
コートポジションの位置的ルールは、『ローテーション毎のフォーメーション ポジショナルフォールト (アウト・オブ・ポジション)』を確認してください。
フロント(前衛)の1SはFR、6MBはFC、2WSLFはそのままFLに、サーブが打たれた瞬間にポジション移動し、相手の攻撃に備えます。
バック(後衛)は、リベロは常にBLなので矢印線の先の番号のあたりに、4WSRFはBRの矢印線の先の番号のあたりにサーブが打たれた瞬間以降ポジションを取ります。
サーバーの5WSLFは、サーブを打った後にBCに回ります。
レシーブフォーメーション
レフト攻撃に対するレシーブフォーメーション
矢印線の元がサーブが打たれた後に移動したポジションで、そこから移動して図のようなレシーブフォーメーションになっていました。
ブロックは常に2枚、フェイントフォローあり、ライト(4WSRF)はバックにいる間常にBRにいるので、相手のレフト攻撃に対してはフェイントフォローということになります。
センター攻撃に対するレシーブフォーメーション
矢印線の元がサーブが打たれた後に移動したポジションで、そこから移動して図のようなレシーブフォーメーションになっていました。
ライト側が弱いような気がしますがこのようにポジション取ってました。
ライト攻撃に対するレシーブフォーメーション
矢印線の元がサーブが打たれた後に移動したポジションで、そこから移動して図のようなレシーブフォーメーションになっていました。
相手アタッカーとの兼ね合いもありますが、レシーブフォーメーションは浅め、強打でワンタッチが大きく跳ねることもないので、フェイントと軟攻をケアしてのことだと思います。
サーブレシーブフォーメーション
基本的にリベロ(7L1)とライト(4WSRF)がサーブカットの中心で、レフトのいずれかが補助的に入って通常3人でサーブレシーブをします。
ただしこのS3ではリベロ(7L1)とライト(4WSRF)の2人でサーブカット対応しているようです。
フロント(前衛)FRの6MBは相手サーブが打たれた瞬間矢印線の先の番号あたりにポジションを移動し、ほぼネットと平行といった感じに1歩助走でBクイックに入ります。
FCのセッターは図ではライトよりになってますが通常のトスアップポジションに移動し、FLの2WSLFは一応サーブレシーブをケアしながら、矢印線のように開いてスパイク助走の準備をします。ここもアタック前衛2枚なので苦しいところですね。
バック(後衛)の4WSRFは、BRに、5WSLFはBCに、相手にボールが渡った瞬間ポジション移動します。
ひとつ感じたのは、ファーストサイドアウトを狙う際、5WSLFが「何を担っているのか?」ということです。
サーブカットに入るわけでもなく、バックアタックがあるわけでもなく、ブロックフォローにも入っていないという有様で、サーブカットフォーメーションの“立ち位置”のままポツンとたっていました。
まあ、下手にサーレに入って邪魔するよりはいいかなということでしょうかね(苦笑)
エースであろうと、センターであろうと、ライトであろうと、スパイク・ブロックはもちろん、サーブ、レシーブ、トス、全てが出来ないとコートに立てない時代にしかバレーをしたことがないので、ついつい「こいつ何ボーッとしてんの?」となってしまうんですよね。
立っているだけなら、S4のフォーメーションで話したように、後衛にもかかわらず、相手にバレバレにもかかわらず、おとりの助走を繰り返した4WSRFのような動きをすればいいのにね、どうせ立ってるだけなら。
バックオーダーポジション配列の1ローテ毎のフォーメーション 全国中学バレー女子編