バレー バックオーダー ローテーション1 S1 フォメーション
バックオーダーポジション配列のローテーション1 S1での自陣サーブ時のポジション移動、攻撃に対するレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーション
背番号・ポジションなどの条件は下記『バックオーダーポジション配列の1ローテ毎のフォーメーション 全国中学バレー女子編』で確認願います。リベロ2人制で説明しています
セット開始時のコートポジション
セット開始時のコートポジション(ローテーション順)です。コートポジション(ローテーション順)にとどまって背番号を見せ、副審が確認を行います。確認が終わると後衛のミドルブロッカー6番(6MB)とリベロ7番(7L1)が交代します。
コートポジション
FL=前衛レフト(左)
FC=前衛センター(中)
FR=前衛ライト(右)
BL=後衛レフト(左)
BC=後衛センター(中)
BR=後衛ライト(右)
(自コートからネットに向かって)
自サーブ時のポジション移動
サーブが打たれる瞬間までローテーションのその時のコートポジションにとどまります。
サーブが打たれる瞬間までそのローテのコート上の位置的ポジションにいない場合、ポジショナル・フォールトの反則になります。
コートポジションの位置的ルールは、『ローテーション毎のフォーメーション ポジショナルフォールト (アウト・オブ・ポジション)』を確認してください。
1Sによりサーブが打たれた瞬間にフロントプレイヤー(FL4、FC3、FR2)は自分のプレイヤーポジションに移動し、相手のアタックに対するブロックの準備をします。
4WSRFはFR、3MBはそのまんまFC、2WSLFはFLに移動するということです。大体、矢印線の先の背番号の位置あたりですね。
バックプレイヤー(BL5、BC7、BR1)は矢印線の先の背番号あたりに移動します。リベロ(7L1,8L2)は常にBLに移動、後衛のWSLF(2,5)、MB(3,6)は常にBC、後衛に回った1Sと4WSRFは常にBRに移動することになっています。
各プレイヤーはできるだけ早くポジションを移動し準備態勢を整えなくてはいけません。もちろん常に相手の動き、ボールの動きを見ながらです。またフォーメーションでのポジショニングにはそれぞれ意味があります。
「リベロはなんであんなに前に出るんだ?」「セッターはなんで常に右に回るんだ?」他にもいろいろ意図があり、ただボーっと(苦笑)矢印線の先に移動すればいいわけではないですね。
レシーブフォーメーション
レフト攻撃に対するレシーブフォーメーション
矢印線の元がサーブが打たれた後に移動したポジションで、そこから移動して図のようなレシーブフォーメーションになっていました。ブロックは常に2枚、フェイントフォローあり、セッターがフェイントを拾った場合、7L1または4WSRFがトスをあげてましたね。
センター攻撃に対するレシーブフォーメーション
矢印線の元がサーブが打たれた後に移動したポジションで、そこから移動して図のようなレシーブフォーメーションになっていました。参考にさせてもらったビデオの対戦相手はクイックがないので実際は両サイドがもう少し下がり目だったかもです。セッターが拾った場合、リベロの前に返してリベロがトスアップしていました。4WSRFに上がることが多かったですね。それほど強烈ではありませんでしたがたまに5WSLFのバックアタックもありましたね。
ライト攻撃に対するレシーブフォーメーション
1Sがもう少し前だったかもしれませんが、セッターが拾った場合、リベロが中央でトスアップまたは4WSRFがトスアップでした。
サーブレシーブフォーメーション
フォーメーション1
リベロと4WSRFがサーブカットの中心で、あとは後衛のWSLF(2,5)(このローテでは5番)が入って3人でサーブレシーブというチームです。最初の1発目の相手サーブの時にこのフォーメーションでした。相手サーブの威力やコースなどを見たのかもしれませんね。
リベロがもう少し右で、セッターは2WSLFの横でした(●が大きくてコートからはみ出るので後ろになってますが)ただし、セッター1Sは後衛なので相手サーブが打たれる瞬間までは2WSLFのつま先より後ろにいないとポジショナルフォールトとなり、サーブが打たれた瞬間に笛がなって相手に1点ということになります。あとはポジショナルフォールトにかかりそうなところは特にないですね。
4WSRFはサーブカットの要ということで除いて、相手サーブが打たれた瞬間に1S、2WSLF、3MBは矢印線の先の番号の位置に移動しアタック準備、4WSRFはサーブが来ないことを確認してから矢印線の先の番号の位置に移動しアタック。
アタックないしサーブレシーブミスなどで相手コートにボールが渡った瞬間にフロント(前衛)はプレイヤーポジションに移動、バック(後衛)は、リベロ(7L1)はBL、5WSLFはBC、セッター(1S)はBR(ほとんどそのまんま少し下がる)にポジション移動します。(というかサーブカットの後、ブロックカバーに入る時点で入れ替わってますね)
フォーメーション2
こちらがサーブカットフォーメーションのメインだと思われます。
相手サーブが打たれた瞬間にネット際にいるフロント3MBがFRの矢印線先のポジションに移動、2WSLFがFLの矢印線先のポジションに移動しアタックの準備に入ります。セッター(1S)もセットアップポジションに移動します。
4WSRFがプレイヤーポジション(FR)に回りたいところですが、サーブレシーブがあるため無理なので3MBがFRに回っています。そのままだとセッターの前だけの攻撃となってしまうからだと思われます。サーブレシーブ後に4WSRFが矢印線先のポジションに移動しアタックとなります。(クイックはなしセミになる)
ポジショナルフォールトに注意は、2番、3番の動き出しと、4番、3番、2番の横の位置関係といったところでしょうか。さほどシビアではないですけどね。
相手コートにボールが渡った瞬間に4WSRFがFRに3MBがFCにポジション移動します。バック(後衛)はブロックカバーに入った時点で、リベロ(7L1)がBL、5WSLFがBC、セッター(1S)がBRとなっています。
バックオーダーポジション配列のローテーション1での自サーブ時のポジション移動、攻撃に対するレシーブフォーメーション、サーブレシーブフォーメーションの勉強でした。
素人目でみてやはり、4番ライトの選手の負担が大きいですね。実際4番が狙われて・・・という結果でしたが。2番、5番に守備の負担を軽くするに値する攻撃力があるかと言えば微妙なところですし・・・